当院のご案内
1961(昭和36)年7月、広島県東北部における精神科医療の中核病院として、当院の前身である「公立上下湯ヶ丘病院」が誕生しました。県内唯一の精神科単科の公的病院として、増大する医療需用に応え皆様の心の健康を守る、その使命と役割を担ってまいりました。
そして2004(平成16)年4月上下町と府中市の合併に伴い「公立上下湯ヶ丘病院」は「府中市立湯が丘病院」に名称変更をいたしました。
近年の急速な社会変動は精神的なストレスをもたらし、うつ病やひきこもりなどの増加をみるまでもなく、心の健康に深刻な影響を与えております。さらには超高齢化社会の到来に伴って、老年期の精神障害に対しても新たな対応を求められています。このように精神科医療はどんな時代にあっても、まずは目前の困っている方の「声(ニーズ)」に耳を傾けることから始めなければなりません。
当院は今後とも市立病院としての責任を自覚し、医療、保健、福祉、教育などの各機関との連携をより深め、皆様方に信頼される病院づくりにまい進してまいります。